FiiO E5 はポータブル・ヘッドフォン・アンプつまり PHA(ポタアンという呼び名は品がない) の概念を変えてしまったわけですが、その後を追って、小型アンプがいろいろ出てきました。この Linearossa W1 もその流れの一環なのでしょうが、音を聴いてみると、 柳の下の二匹め狙いというのとは違います。 ひとことで言うと、つきつめてます。小型、入出力1本ずつ、音量ダイアル付き、バッテリー駆動という条件の中で、これ以上のことはできないところまでつきつめている。 まずバッテリーは単四1本。9V2個使う GoVibe Sharps も出てますが、値段を別にして音だけで現時点でどちらか選べと言われたら、W1 です。電池が内蔵ではなく、市販のものを交換できるのも○。 当然軽い。仕様では45gになってますが、空っぽではないかと思えるくらい軽い。サイズは E5 を倍にして、厚さもほぼ倍ぐらいですが