NaClの野口です。 まず本記事内のクリップボードとはコピー、ペーストをする際に使用する一時領域のことを指します。 端末エミュレータ上での作業の際、クリップボードへ保存(コピー)する領域の選択にマウスを使用することがありますが、以下のような不満を私は感じています。 意図した領域の選択を行うことが難しい 選択領域に過不足があった場合の微調整が難しい 疲れている時には特に難しく、またこの作業を行うことで疲労が更にたまる 繰り返し作業が苦痛 複数行のコピー、ペーストを複数回行う作業は考えるだけで嫌 マウス操作は自動化しづらいため楽が出来ない 上記のことを踏まえてマウスを極力使用せず、コマンドを使用してクリップボードを活用する方法について記載します。 また本記事はマウスに触れる時間を極力減らし、キーボードのみでクリップボードの操作を行うことを目標とします。 環境 動作環境はOSはUbuntu 16