衝撃の数字となった。 政府の新型コロナ接触確認アプリ「COCOA(ココア)」への陽性者の登録が、わずか2%程度にとどまっていることがわかった。 「COCOA」の重要な機能である「陽性者と濃厚接触した可能性」との通知を受けるためには、陽性者が保健所に連絡し、アプリに登録することが必要。 しかし、ここ最近で1日に6,000人以上、トータルでは31万人もの陽性者が国内で確認されているにもかかわらず、アプリでの陽性者の登録が、累計でおよそ8,000件、全体の2%程度にとどまり、十分な効果が得られない状態であることがわかった。 政府関係者は、「保健所がいっぱいいっぱいで、アプリの業務に手が回らない」と指摘している。 また、アプリのダウンロード数も、感染者が増え続けているにもかかわらず、微増にとどまっている。