人間は目から映像を取り込んで脳で処理しますが、コンピュータにも同じことができます。 スマホの顔認証システムのように、カメラで画像を取得して、チップで処理しているのです。 そんなコンピュータの画像処理の分野に革新が訪れようとしています。 アメリカ・ペンシルバニア大学(UPenn)電気システム工学科に所属するファシッド・アシティアニ氏ら研究チームが、1秒間に20億枚の画像処理が可能なニューラルネットワークを開発したのです。 従来は光を電気に変換してから処理していましたが、光のまま処理できるシステムを作ることで、処理速度を大きく向上させています。 研究の詳細は、2022年6月1日付の科学誌『Nature』に掲載されました。 Penn Engineers Create Chip That Can Process and Classify Nearly Two Billion Images per