レザーをふんだんに使ったキャビンは、高級車の証。そんな常識が、過去のものになろうとしている。現在、とりわけプレミアムカーを扱うブランドを中心に、“レザー離れ”が加速している。動物由来の皮革を用いずとも高級車は作れる。そういう新しい風潮が確実に広がりつつあるようだ。その動きと背景について、モータージャーナリスト・小川フミオが解説する。 “レザーフリー”を推進するボルボ 2021年3月にボルボが発表した新型EV、C40 リチャージ。同車を皮切りに、ボルボは今後全ての電気自動車に本革を使用しないと宣言している。 持続可能な開発目標(SDGs)が、産業界のあらゆる分野で唱えられるなか、ボルボ本社では2021年9月24日に、レザーフリーを推進する、という記者発表を行った。レザーフリーって、じつはいま、どの自動車メーカーも本気で取り組み始めている、たいへん重要な課題なのだ。 レザーフリーとは、動物の皮
モーターサイクル(以下MC)の運動性はMCの車重とライダーの体重との比が小さいことや旋回時にハングオン(リーンイン)してバランスを取ったりすることから、ライダーの操作・操縦が支配的という思い込みがあり、クルマ談義以上に都市伝説化しやすいきらいがあります。 このコラムでは都市伝説に鋭くメスを入れながら、正しい知識を学んでいこうと考えています。ライダーの皆さんもこのコラムを読んでいただければ明日からライディングが巧くなり、MC選びの目も向上することうけあいです。 TEXT&FIGURE:J.J.Kinetickler ILLUSTRATION:Mick Ofield 著者自己紹介 J.J.Kinetickler (J.J.キネティクラー) 日本国籍の機械工学エンジニア。 長らくカーメーカー開発部門に在籍し、ボディー設計、サスペンション設計、車両企画部門を
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