うちは男なんやけどな、 京都弁って女言葉やねん。 知っとった? 「◯◯どす」とか「したはる」とか、 男は使わへんねん。 そもそも京都弁には男の一人称があらへん。 京都弁の一人称は「うち」しかないねん。 おかしいと思わへん? 男は「おいでやす」とか使わへんねん。 「ほな、ごめんやす」も使わへんねん。 せいぜい「おおきに」かなあ。 それも老舗の商人くらいしか使わへん。 例えば抹茶パフェが出てきても 「ほな、よばれまひょか」「冷やこいなあ」「まったりしたええ味どすなぁ」 とか言うのは女の人やねん。 つまり何が言いたいかっていうとな、 京都弁は女の文化やねん。 女メインなん。 舞妓はんのことが話題になっとるけどな。 舞妓はんの使とる言葉はそのまま京都弁や。 つまり京都中に舞妓はんの文化が広まってるわけや。 言霊って言うやろ?言葉は文化を作るねん。 だから、舞妓はんのこと反対しても無理やねん。 女言