医療とECTに関するnonoyumeのブックマーク (5)

  • ECT(電気痙攣療法・電気ショック療法)と統合失調症について

    ECT(電気けいれん療法、電気ショック療法、通電療法)について Electroconvulsive Therapy 初出:2002.11.16 改訂1:2003.01.13 ◆はじめに ECTを巡っては、精神科において、過去に治療行為としてだけでなく、懲罰的な用いられ方がされたことがあったり、現在でもインフォームドコンセントを経ずに使用している医療機関が新聞記事になったりして、否定的な見方も根強くあります。 一方、うつ病だけでなく統合失調症においても、特定の症状を示してし、主流である薬物療法で行き詰まっている場合には、残された方法として有効であると医療サービス提供側のほとんどが考えているのも事実のようです。 私自身においては自分の身内の治療生活のなかで、比較的早期に服薬の効果が現われたこともあって、選択をせまられるようなことはありませんでした。しかし、ECTを巡る議論を私は過去にも何度か

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  • ECTに関する倫理的、社会的諸問題について

    ECTについて 1 ECTの歴史 ECTは、精神分裂病とてんかんは合併しないとの説に基づいて1935年に発表されたカルジアゾールけいれん療法に端を発する。その後1938年には電気けいれん療法が発表され、その後麻酔をかけサクシニルコリンを用いてけいれんを抑制して行う修正ECT(無けいれんECT)が用いられるようになり、今日に至っている(安河内1977)。ECTの発表後、薬物療法が一般化する1960年代までの間は、有効な治療法はほとんどECTしかなく、精神分裂病を中心に広く用いられていた。 1956年頃の施行方法は、このようなものであった。「三人一組、患者が床に寝かされて目隠しされ、次々と片側から電気をかけられ、全身痙攣を生ぜしめた。声を発する者もいて、他の二人が目隠しをとり、見ようとすることもあった。がナースがそれを制した」(浜田1998)。病院によっては目隠しをさせるどころか、むしろ見せし

  • 電気ショック療法

    まず、こう書くとたいがいの人は驚くんじゃないかと思うのだけど、電気ショック療法は現役の治療法である。ロボトミーみたいに今では廃れた治療法だと思ったら大間違い。確かに一時期批判を浴びて下火になったものの、最近になってうつ病の治療法として再び見直されてきている療法なのである。 電気ショック療法(正式には「電気けいれん療法(electroconvulsive therapy:ECT)」という)は、特に難治性のうつ病に対しては安全でしかも非常に効果も高い治療法として知られていて、自殺の危険性の強い重症うつ病の患者に対しては、これしかない、と言ってもいいくらい。アメリカ精神医学会の報告によれば、電気けいれん療法はうつ病の治療法の中で最も有効率が高く、難治性うつ病に対しても50%に有効なのだそうだ。ただし、なんで効くのかはいまだによくわかっていない。薬物でもそうだけど、精神科の治療法の場合、とりあえず

  • 医学都市伝説: サイマトロン治療機・その2

    2006年08月07日  サイマトロン治療機・その2 [医学・科学関連] 8月4日の続き。 私が医学部を卒業したのは70年半ば頃であったが、その頃は大学病院の精神科でもECTが日常的な治療法として繁用されていた。その数年前ぐらいまでは、インシュリンショック治療も結構使われていたが、そちらは身体管理が大変なので次第に廃れたらしい。それでも先輩医師から、「破瓜型はインシュリン、緊張型はECT」と適応を聞かされたこともある。 その当時は、もっぱら分裂病に使うものとされていた。うつ病で入院した人に対して、「うつだけとは思えぬ自我レベル障害があるようだ」という理由でECTが追加されたのを見たこともある。ECTに自我障害を改善させる効能があるとも思えず、当時と言えどもかなりいい加減な適用基準であった。 もっとも、その頃でもアメリカ留学帰りの医師は、ECTの適応は重症うつ病に限るべきだと主張していたが、

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