中小企業においても、自社サイトを持たない企業はまれな存在となった。しかし、誰にも知られないところで充実したサイトを作っていても意味がない。今回はどのようにしてサイトに訪れてもらうかの視点で見ていこう。 顧客はなぜサイトに訪れるのか? 中小企業が開設したWebサイトを「名刺代わり」に終わらせてはもったいない。Webサイトは使いようによっては、有効な営業ツールとなる。そのために前回は、顧客の視点に立ったサイトの充実が大切だと述べた。今回は、どうのようにして自社のサイトに訪れてもらうか、という視点で見ていこう。 下記のグラフはノークリサーチが2005年に「ユーザーがどのようなタイミングでサイトを訪れるのか」を調査した結果だ。 73.2%と最も高いのは「その都度情報入手の必要が生じたとき」となっている。「メールマガジンが送られてきたとき」が34.3%と比較的効果が出ていると言える。最も目に触れる人