日本をよくする提言から多様性を高める主張、ギャップイヤー文化構築提案まで、 多種才々なイノベーター達のエッセイ集 「高校3年生、今、自分らしさを求めて~私のギャップイヤー計画」 阿部愛里(宮城県気仙沼西高校 3年) 「これまでの私」 私は4歳の頃から和太鼓を習っています。 「頑張れば夢は叶うんだ!」 いつも理想を話す監督の元、育てられた私たちは小学6年生で全国大会を優勝しました。その後、ベトナム公演、上海万博公演、北京公演の3つの海外公演を私はキャプテンとしてチームを引っ張りました。「これは全て私の実力!」なんてことは微塵もなく、ただただ素晴らしい仲間に恵まれ、運が良かっただけです。ベトナム公演で出会った、ベトナム戦争の枯葉剤の影響を受けた子どもたちとの交流で、私は大きな夢を持ちます。 『和太鼓を使った国際協力をしよう!そして、太鼓で世界を回ろう!』 親も周りもそれを全力で応援してくれてい