珠洲市役所の1階では、9日から「り災証明書」の申請の受け付けが始まり、午前8時半の開始前から住民が次々と訪れました。 「り災証明書」は建物の被害の度合いを証明する書類で、被災した人たちが被災者生活再建支援金や義援金などの給付、応急仮設住宅への入居など、さまざまな公的支援を受ける際に必要となります。 受け付けは、応援に入った千葉市の職員など6人が対応していて、申請に訪れた人から自宅の住所や被害の状況を聞き取っていました。 市内の65歳の男性は「外を散歩しているときに地震が起きて急いで戻ったら自宅が傾き壊れていました。半年前の地震でも壊れて補修したばかりだったので残念です。珠洲市で住み続けるためにり災証明をしてもらい、支援を受けて家を建て直したいです」と話していました。 また、77歳の女性は「地震直後から避難所にいてようやく最近自宅を見ることができましたが地震のほか津波の被害も受け壊れて住むこ