公開中の「パンズ・ラビリンス」(写真)にも ラブクラフトの影響がいっぱい!?(C) 2006 ESTUDIOS PICASSO, TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ[映画.com ニュース] 米アカデミー撮影・美術・メイクアップ賞の3冠に輝いた「パンズ・ラビリンス」(現在公開中)でメキシコ映画界の実力を見せつけた鬼才、ギレルモ・デル・トロ監督が、ダークヒーロー映画「ヘルボーイ2」(原作ダークホースコミック)に続いてメガホンを取る新作が、詩人・作家のハワード・フィリップス・ラブクラフトが31年に発表した暗黒小説「狂気の山脈にて(At the Mouth of Madness)」(創元推理文庫刊「ラヴクラフト全集4」所収)の映画化企画になりそうだ。 ラブクラフトは“宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)”と呼ばれるSF的ホラー小説で有名だが、本作は、未知の大山脈が連なる南