10月14日、甘利明経済再生相は、月例経済報告に関する関係閣僚会議後に記者会見し、現時点で景気対策のための補正予算について言及するのは時期尚早と語った。都内で7日撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 14日 ロイター] - 甘利明経済再生相は14日、月例経済報告に関する関係閣僚会議後に記者会見し、現時点で景気対策のための補正予算について言及するのは時期尚早と語った。11月に発表される7─9月期の国内総生産(GDP)の結果も踏まえ、総合的に判断する意向を示した。 10月の月例経済報告では、国内景気の判断を前月から下方修正した。甘利再生相は、今週中にもスタートする官民対話を通じ、企業の投資を後押ししていきたい考えを表明。「今後も賃上げが続いていくことが確認されれば、消費にも変化が出てくる」と語った。