7月26日、内閣府は新たな財政の中長期試算を示したが、安倍晋三首相が目指す名目国内総生産(GDP)600兆円達成のゴールは、前回試算よりも遠くなった。写真は都内で2日撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai) [東京 26日 ロイター] - 内閣府は26日、新たな財政の中長期試算を示したが、安倍晋三首相が目指す名目国内総生産(GDP)600兆円達成のゴールは、前回試算よりも遠くなった。 バブル経済以来、経験したことのない名目3%成長を続けても、20年度は582.7兆円にとどまる。識者からは大規模な財政出動だけでなく、潜在成長率を押し上げる構造改革が不可欠との厳しい意見が出ている。