コロナ禍で飲食業界が大きな打撃を受けている昨今。外食・中食市場情報サービスを提供するエヌピーディー・ジャパンによれば、2021年5月の外食市場規模が2019年同月比で52.3%低下しているのに対し、中食は11.9%増加。中食(フードデリバリー)での成功が業界生き残りの鍵を握っている。デリバリーのみで飲食エリアを設けない、「ゴーストレストラン」への事業転換・進出も盛んだ。それに伴い、調理器も進化を遂げている。 連載#1 中食活況を支えたい。シェアキッチンで『明日からデリバリー副業』も? 連載#2 100兆円超規模目前?、Uber元CEOも参入『中食市場』の行き先 連載#3 港区民はフードデリバリーに月12万円使う。中食コストに見る東京23区の風景 低コストで進出可能なゴーストレストラン 日本でもUber Eatsやフードパンダ、ウォルト、出前館といったシェアリングデリバリーの浸透により、ゴー