Forbes JAPAN2月号は、「『地球の希望』総予測」特集。戦争、気候変動、インフレなど、世界を揺るがすさまざまな事象が起きる「危機と混迷の時代」。2024年の世界と日本の経済はどうなるのか? 世界で活躍する96賢人に「今話したいキーワード」と未来の希望について聞いた。 50万部という異例のベストセラー『人新世の「資本論」』の著者で、東京大学大学院総合文化研究科准教授である斎藤幸平。元音楽界のヒットメーカーで、ベストセラー中の『超ミニマル・ライフ』の著書、ニュージーランドで森の生活を営む四角大輔。マルクス研究者とミニマリスト先駆者が対談のテーマとして掲げたのが「脱成長における幸福」だ。経済の長期停滞、気候変動、パンデミック、戦争と次々に襲いくるポリクライシス(複合危機)の中で実践できる幸福論とは。 四角大輔(以下、四角):「組織、場所、時間、労働、人間関係、カネ」から自由になるライフス
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