預言者ピッピ 1 (1) (コミック) 地下沢 中也 【オススメ】 予言ロボットと、共に育った人間の少年との話。 この世界のデータをインプットし続けていくロボットは、 その情報により未来を予測し分析する。 地震予知ロボットとしてそれ以外の機能は制限されているが、 制限が解除されさえすれば地震以外の予知も可能。 自分を作った博士の息子の運命も、共に育った親友ゆえ 予知することができた。 その親友は子供ゆえか、ロボットの能力を、 願ったことが叶う、と誤って理解している。 そんな彼の身に起こる不幸。ロボットは心がないはずなのに それを事実として受け入れることができず、 地震予測を中断してしまう。 初回の掲載が1999年という作品で、 内容は長編SF。 予測能力が高いが故に、その予言ロボットに人間が依存し始める。 完璧を求める人間は、予測がなされることを絶対視しだす。 そうした事態を想定していた開