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ブックマーク / crow-henmi.hatenadiary.org (3)

  • 日々雑感080417 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地

    学園祭の前日が楽しいもの、とか、学園祭が楽しいもの、とか、そういう感覚がよく判らない。概念としては理解できるのだけど、学園祭の準備なんてただ面倒くさいだけだし学園祭なんてしけた祭りでしかも強制参加じゃないか。いや、マジ、よくあそこまで理想化できるよなあ。つまりは学園祭の楽しさというのは「友達と特別なハレの日を迎える」ことの楽しさであって、友達とかいなかった自分からすればよそごとであるのだろうなあ。それでも、自分が学園祭を書くときはやはり定型にしたがって楽しいもの、ハレの空間、として書くだろうけど。「パレードの日、影男を静かに消せ!」というわけにもいかないでしょう、と。ぼくは明らかにそっち側の人間なのだけどね。 とかいってたら「楽しくやってた」当事者からも、ああいうのは「自分たちがうまくやれなかった」願望を投影して作ってるんだよ、と、指摘されてなんだか知らんが妙に安心したり。よかった。楽しい

    日々雑感080417 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地
    noreply
    noreply 2008/05/02
    "ああいうのは「自分たちがうまくやれなかった」願望を投影して作ってるんだよ、と、指摘されてなんだか知らんが妙に安心したり。よかった。楽しい学園祭なんてリアルではなかったんだ"
  • 「School Days」における欲望の構造の再展開 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)

    読んでたラノベが今ひとつ面白くないので、積読崩しを後回しにしてボルヘス「伝奇集」の個人的注釈を書いていたりした。ある意味よっぽど充実した読書体験といえるかもしれない。 ちなみに、まだ煙草はやめていない。なんというか、踏ん切りがつかない。ただ、もうそろそろいいかな、という気はしてきた。あと一息。 http://d.hatena.ne.jp/yasudayasuhiro/20071124#p1 卓見だろう。せっかくなので、注釈じみたエントリを書いておく。 スクールデイズにおいて「他人の欲望を欲望する」制度が駆動するのは、その中心軸である誠が空虚な中心であるからだ、といえる。誠には貞操観念(ベクトル)というものがないから、誰にでも手を出すし誰のものでもありうる。これにより「中心性」が確保される。なおかつ、誠には「固有」の価値がない。*1ゆえに「空虚性」が確保される。 かくして空虚な中心を巡っての

    「School Days」における欲望の構造の再展開 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)
  • 2007-11-16 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE) - アメリカの不安――孤独な体制内反逆者たち

    気が付けば10日もblog放置プレイ。主に余暇は積読を崩していた。そのおかげで、すこし書くこともできたので、まとめて書いておく。 それはそうとして。「ナイトウィザード」の柊連司が、現代学園異能的に面白いキャラだと思う昨今。一般的に現代学園異能というのは「ごく平凡な日常にいる少年が「異界」との接近遭遇によって非日常の世界へと参入するはめになる」パターンが多いのだけど、彼の場合、はなから彼岸の人間である。まあ、それ自体は良くある話だ。「スケバン刑事」における学生刑事みたいなもんだと思えばいい。 にもかかわらず、柊連司は「学校に行きたがる」し「普通の学園生活」をしたがる。非日常の人間であるにも関わらず、徹底して日常に固執し、そして非日常の人間ゆえにそれが果たされることはない。「世界は俺を学校に行かせない気か!」という彼の魂の叫びは、まさに真実であるがゆえに、乾いた笑いを呼び起こす。「彼岸に足を踏

    2007-11-16 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE) - アメリカの不安――孤独な体制内反逆者たち
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