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ブックマーク / ending.hatenadiary.org (5)

  • 『最終兵器彼女』と『艦隊これくしょん』 - ENDING ENDLESS 雑記帖

    たまたま目にした @saiculture の興味深いツイート。 高橋しんが「自分の彼女が兵器だったら嫌だな」って思いついて2000年に描いたのが最終兵器彼女ですが、その15年後、僕達は正規空母へ愛の言葉を囁き、駆逐艦へ幼児のように甘えています。 僕達が最終兵器彼女を読んで涙しながら、加賀は正空母とか言えるの何でだろうってずっと考えてたけど、高校の時の同級生が言っていた「AV女優を彼女にするのと、彼女がAV女優になるのとじゃ、わけが違うんだよ!」って言葉が全てを解決してくれた。 なるほど。 恋人=日が兵器にされちゃう…って心配するのと、逆に立派な兵器を家族=日にしたいと思うのは、反戦と愛国の対比にも似ている。 ふり返れば、1980年代には当時の中曽根康弘首相が「日列島を不沈空母とする」発言で物議を醸した。あれもある種の正空母願望だったといえようか。中曽根の場合、日米同盟において日

    『最終兵器彼女』と『艦隊これくしょん』 - ENDING ENDLESS 雑記帖
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    noreply 2015/05/12
  • 東浩紀「法月綸太郎と恋愛の問題」とオノ・ヨーコ - ENDING ENDLESS 雑記帖

    東『クォンタム・ファミリーズ』を法月が書評 クォンタム・ファミリーズ 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/18メディア: 単行購入: 61人 クリック: 1,937回この商品を含むブログ (198件) を見る 東浩紀の第一長編小説『クォンタム・ファミリーズ』が刊行された。同書に関しては法月綸太郎が「波」1月号に書評を寄せており、東はブログでこう反応している(ツイッターにも同趣旨のツイートあり)。 法月さんにしかできない読解であるとともに、僕の『ミステリーズ!』連載の法月綸太郎編への返信にもなっている。こんな批評的な往還ができるとは。小説書いてよかった! http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20091218/1261143462 (2010年1月15日追記:法月の書評はこちら。http://www.shinchosha.co.jp/shi

    東浩紀「法月綸太郎と恋愛の問題」とオノ・ヨーコ - ENDING ENDLESS 雑記帖
  • ジェロ《カバーズ》 - ENDING ENDLESS 雑記帖

    演歌歌手として売り出されたジェロの最初のシングル〈海雪〉は、演歌プロパーではない宇崎竜童の作曲だった。 竜童はかつて、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドをやっていた頃、ROCKになりきれない自分たちの日人的ロックを“カタカナ演歌”と称していた。一方、黒人歌手のジェロは、演歌について「日のブルース」だと語っている。つまり、彼にとって演歌は“ひらがなBLUES”なのであり、竜童とジェロは表と裏のような関係といえる。 その点、そこはかとなくR&Bテイストを盛り込んだ〈海雪〉は、“カタカナ演歌”、“ひらがなBLUES”をよく表現した曲だったといえる。 ゼロ年代に入って、EGO―WRAPPIN’以後というか、クラブ・カルチャーやロックのフィルターを通して昭和歌謡テイストを再評価する流れがあった。それは、いってみれば“カタカナ演歌”的な感性の刷新だったのであり、ジェロの路線をそっち方向に持っていく選

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    noreply 2008/07/02
  • 『「謎」の解像度』 - ENDING ENDLESS 雑記帖

    円堂都司昭 評論集『「謎」の解像度(レゾリューション)  ウェブ時代の格ミステリ』−−見出し一覧 (略称:なぞレゾ) *スペースや制作進行の都合上、の目次に細かい見出しまで載せられなかったので、ここに紹介しておきます。 はじめに プロローグ 基感情 現実への抗いとしてのミステリ――有栖川有栖 合理と不合理を腑分けする手つき/現実に一泡ふかせるために/「ペルシャの謎」『幻想運河』での逸脱/答えてくれないものへの問い/江神二郎というキャラクター/探偵という存在 I.場所 シングル・ルームとテーマパーク――綾辻行人1 Mの密室とディズニーランド/大邸宅と1DK/家族の解体と個室/子ども部屋の誕生/シングル・ライフの確立/ウォークマンと犯人のモノローグ/「館」とテーマパーク/ドストエフスキー、『哲学者の密室』/ダーク・ライドと叙述トリック/「館」という人格の完成/個室からストリートへ プラ

    『「謎」の解像度』 - ENDING ENDLESS 雑記帖
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    noreply 2008/05/02
    円堂都司昭の評論集の参考文献リスト
  • 増田聡「『作曲の時代』と初音ミク」――(“DJ的”雑考 1) - ENDING ENDLESS 雑記帖

    (「ローレゾリューション論(仮)」のための覚書 3) Inter Communication (インターコミュニケーション) 2008年 04月号 [雑誌] 出版社/メーカー: エヌ・ティ・ティ出版発売日: 2008/02/27メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (20件) を見る 上の雑誌に増田聡が「『作曲の時代』と初音ミク」という論考を寄せている。そこで彼は、初音ミクの開発者の意識と、実際の受け入れられかたのズレについて、次のように整理している。 つまり、開発者の困惑とは、DJ文化的な作曲実践の支援(あらゆる音をユーザーに自由にコントロールさせる目的)のために送り出したはずの製品が、オタク的なキャラクター志向的想像力を満足させるための二次創作環境の用途に「流用」されてしまったことに起因するわけだ。 実は、これとどこか似た状況整理を、増田は『その音楽の〈

    増田聡「『作曲の時代』と初音ミク」――(“DJ的”雑考 1) - ENDING ENDLESS 雑記帖
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    noreply 2008/03/29
    "つまり、開発者の困惑とは、DJ文化的な作曲実践の支援(あらゆる音をユーザーに自由にコントロールさせる目的)のために送り出したはずの製品が、オタク的なキャラクター志向的想像力を満足させるための二次創作
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