きのうの言論アリーナは、注目の朝日新聞の第三者委員会の委員になった田原総一朗さんの話。意外なのは、朝日の社内でまだ(社会部を中心に)徹底抗戦派が多数だという話だった。「強制連行はなかった」という点は彼らも認めるのだが、「強制性はあった」という。 それは強制性の定義しだいだが、吉見義明氏のように「植民地で行なわれたことはすべて強制だ」と定義すれば、それがあったことは自明だ。そういうトートロジーは人畜無害なので、言いたければ言えばいい(定義の注釈つきで)。その代わり広義の強制性については日本政府はすでに謝罪も賠償もしたという事実を、朝日新聞は世界に伝えるべきだ。 河野談話についても田原さんと私の意見は同じで、これを「強制連行を認めた」と解釈するのが間違いなので、朝日が強制連行を報じた植村記者の記事は誤りだったという事実を認めて謝罪し、それを世界に伝えるべきだ。それがきちんと伝われば、談話そのも
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