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ブックマーク / agora-web.jp (6)

  • 私の最大の味方はメディア 小池ワイド劇場を検証する

    国会の政策議論を深刻に停滞させている森友問題と加計問題は、ワイドショーが主導して野党がとびついたスキャンダルネタであり、争点の余地が【悪魔の証明】に行き着いているにもかかわらず「説明責任が足らない」という一点張りで不毛の時間を費やしています。森友問題も加計問題も、情報のアップストリームにおいては、とるに足りない問題として既に決着がついていると言えますが、情報のダウンストリームで不合理な【情報操作】が行われているため、アップストリームでの多くの議論が無効化されています。情報のダウンストリームで情報操作を受けるのは、主として【ディジタル・ディヴァイド】によってITから隔離されている【情報弱者】であり、日社会に口コミで風評を広める二次媒体となっています。 このようなダウンストリームにおける情報操作を政治家が積極的に利用した場合に何が起こるかと言えば、それは「細川政治改革」「小泉劇場」「民主党政

    私の最大の味方はメディア 小池ワイド劇場を検証する
    noriaky
    noriaky 2017/07/11
    すごい文脈でえきから時刻表へのサイテーションをいただきました。
  • 戦後70年を考えるブックガイド

    安倍談話にせよ安保法案にせよ、戦後70年たっても戦争について気持ちの整理ができない(一定の年齢以上の)日人には困ったものだ。安倍談話は村山談話とあまり変わらないものになりそうだが、他方で自民党の稲田政調会長は「東京裁判や占領政策などを検証するための党内機関」を発足させるという。 こういう「歴史修正主義」と「自虐史観」の対立は、もううんざりだ。彼らに共通に欠けているのは、ここ20年ぐらい新しく発掘された近代史の事実と歴史観の変化についての理解である。ここでは、そういうを紹介しておこう。 川田稔『昭和陸軍全史』1~3 杉之尾宜生『大東亜戦争 敗北の質』 長谷川毅『暗闘』 日暮吉延『東京裁判』 福永文夫『日占領史1945-1952』 ジョン・ダワー『吉田茂とその時代』 『岸信介回想録』 坂多加雄『天皇論』 野口悠紀雄『戦後経済史』 細谷雄一『歴史認識とは何か』 1は従来の「軍部が議会を

  • 朝日新聞の第三者委員会の現状

    きのうの言論アリーナは、注目の朝日新聞の第三者委員会の委員になった田原総一朗さんの話。意外なのは、朝日の社内でまだ(社会部を中心に)徹底抗戦派が多数だという話だった。「強制連行はなかった」という点は彼らも認めるのだが、「強制性はあった」という。 それは強制性の定義しだいだが、吉見義明氏のように「植民地で行なわれたことはすべて強制だ」と定義すれば、それがあったことは自明だ。そういうトートロジーは人畜無害なので、言いたければ言えばいい(定義の注釈つきで)。その代わり広義の強制性については日政府はすでに謝罪も賠償もしたという事実を、朝日新聞は世界に伝えるべきだ。 河野談話についても田原さんと私の意見は同じで、これを「強制連行を認めた」と解釈するのが間違いなので、朝日が強制連行を報じた植村記者の記事は誤りだったという事実を認めて謝罪し、それを世界に伝えるべきだ。それがきちんと伝われば、談話そのも

    朝日新聞の第三者委員会の現状
  • Apple vs Google 2010- 小川浩

    2008年4月にジャーナリストの林信行さんとの共著で、『アップルとグーグル』(インプレスR&D)という書籍をリリースしました。 当時、なぜAppleGoogleを比較して論じる必要があるのか、とも批評され、結果として売れ行きは僕の著書の中では芳しい方とは言えないものでした。 しかし、今また中身を見返せば、現状の両者の躍進を、ほぼ完璧に見通していたことに我ながら自負の思いを抱くことを禁じ得ません。 GoogleがNexus Oneという自社ブランドによるAndroid搭載のスマートフォンを、ネット直販という販売チャネル、およびSIMロックフリーというiPhone にはない手法で販売し始めたことで、多くのメディアはGoogleAppleの利害衝突がついに顕在化したという見方を示しましたが、僕はそうは思っていません。 なぜなら、両者はいまのところ、従来型の(Web閲覧を前提しているiPhon

    Apple vs Google 2010- 小川浩
    noriaky
    noriaky 2010/01/15
    既に日本国内でもiPhoneユーザーは300万人といいます。つまり携帯電話市場の3%のシェアをAppleは持っているということです。
  • 増税は避けられない - 池田信夫

    菅財務相が記者会見で「消費税の引き上げより予算の無駄を排除するのが先だ」とのべました。これは民主党のマニフェストにそった話ですが、そこで約束した「特別会計もあわせた200兆円の歳出の1割カット」はまったくできず、事業仕分けで削減した歳出も補正予算で使い果たしてしまった。この状況で「無駄をなくす」という精神論を言い続けることは、財政インフレのリスクを高めます。 WSJによれば、アメリカの多くのヘッジファンドが、日国債の空売りをねらっているそうです。2008年の金融危機の前にリーマンブラザーズの株式やCDSを空売りして大もうけしたグリーンライト・キャピタルのデヴィッド・アインホーンは「日の政府債務はすでに引き返せない地点にある」と宣告し、日国債の値下がりでもうかるオプションを買ったことを明らかにしました。今週のAERAも、この動きを取り上げています。 来年度の国債発行額は(借り換えを含め

    増税は避けられない - 池田信夫
  • ソーシャルメディアマーケティングの主役に躍り出たTwitterー小川浩

    2009年に大ブレイクを果たしたTwitterこそ、Blogの次の、Webの進化におけるマイルストーンに数えられるサービスです。 いよいよ来年から日の首相もつぶやきはじめるようですが、このTwitter質を理解しておくことは、今後のインターネットの流れを考える上で重要だと思っています。 現在のWebの最大の特徴のひとつとして、同一のWebサイトという置き場所にデータが常にとどまっているような静的な状態から、無数のWebサイトをまたぐようにデータが流れていく動的な状態への変化を確認しています。このことをわれわれはソーシャルストリームと呼んでいます。 Twitterは、Webを”サイト”という静的な固まり、場所的あるいはリスト的な概念から、”ストリーム”という動的な流れ、時間的な概念に変えつつあるのです。 Blogにも当然この感覚はありましたが、普及が進むにつれてBlogには余計な機能が

    ソーシャルメディアマーケティングの主役に躍り出たTwitterー小川浩
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