「イノベーションの解」を“知らないフリ”する、日本企業の“合理的な認識の歪み”とは? 「イノベーションのジレンマ」の大誤解:第5回 今までの記事4回分では、日本企業からイノベーションが起きにくい状況を、課題として解説しました。今回は最後の課題提起にしたいと思います。次回から提起してきた課題に対するソリューションに移る予定ですが、最後の課題提起が状況を複雑にしているのです。「課題を認識しているのに、認識しようとしない or 正しく認識しようとしない」というのが今回の中心論点です。世界のイノベーションは先行事例により、実業でも、アカデミアでも、「既存企業からはイノベーションが起きにくい」事実と、それに対する打ち手が検証され、示されています。我々はそれらを容易に知ることができます。知ってもなお、解決しないのはなぜか、を掘り下げていきたいと思います。 すでに提示されている「成功する逸脱的イノベーシ
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