2015年 OSSユーザー企業からOSS開発企業への転身 2015年も、Azureのリリースラッシュは続く。AzureのSQL Databaseが現在のSQL Server 2016相当になり、この頃からMicrosoftのオンプレミス製品とクラウドサービスの開発速度が逆転する。新しい機能はAzureから先行してリリースされ、その後オンプレミス製品に実装されるようになった。 この年は、暗号化などのエンタープライズセキュリティ要件を満たす機能強化や、AIへの投資(「Cortana Analytics Suite」が同年リリースされた)、IoTを支える「IoT Hub」、DWHサービス「SQL Data Warehous」やHDInsightの機能強化、「Azure Container Service」の発表など、手堅くしっかりと進化を続けた印象だ。これまでのWeb SitesやMobile