ウインナーのトルエン、包装フィルム原因 伊藤ハム発表2008年10月31日20時17分印刷ソーシャルブックマーク 大日本印刷の包装材が使われた回収対象商品=ユーコープ事業連合提供 伊藤ハム東京工場(千葉県柏市)で製造されたウインナー「CO・OP あらびきポークウインナー 109グラム」の一部から劇物のトルエンが検出された問題で、伊藤ハムは31日、大日本印刷(東京都新宿区)から納品された包装材(フィルム)の製造不備で、トルエンを含む多量の接着剤が包装材内側に付着したことが原因だった、と発表した。 大日本印刷が、伊藤ハムに納入した未使用の包装材を調べたところ、一部から高濃度のトルエンを含む接着剤が検出されたという。 両社の説明によると、この包装材は10月14日に大日本印刷傘下のDNPテクノパック狭山工場(埼玉県狭山市)で製造された。複数のフィルムを張り合わせるために接着剤をつける工程で、トラブ