5年前の新潟県中越地震で、小千谷市の星野剛さん(53)は、倒壊した自宅の下敷きとなった長男の有希君(当時11歳)を亡くした。 自宅は2年半前に別の場所に新築し、有希君が亡くなった自宅跡地に小さな碑が建つ。地震発生時刻の午後5時56分、碑の周りにろうそくをともし、「おまえの分も一生懸命、生きるから」と語りかけた。 母ヒナさん(当時82歳)を避難先で亡くした小千谷市職員上村健蔵さん(56)は、仕事に行くべきか母のそばにいるか迷ったが、「行かないで」とすがる母を残して復旧に奔走。「今も、自分の行動が正しかったのか、答えは出ていない」と話した。
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