Tweet 県は東日本大震災の被災住民が入居している仮設住宅の玄関に網戸を設置する追加工事を始めた。対象は約7500戸。住民から要望が相次いでいた。電気料金を気にして備え付けの冷房機器を使わない世帯が多く、窓や玄関を開け放すことで連日の暑さをしのいでいるが、外から侵入する虫が悩みの種。それにもかかわらず工事完了は暑さのピークを過ぎた9月末になる見込みで「遅すぎる」と不満の声が上がっている。 「入ってきたハエの退治に追われる毎日」。岩泉町中野の仮設住宅で生活する主婦(39)は在宅中は玄関を開けたままにして暑さをしのいでいる。 2カ所の窓に網戸はあるが「玄関を開けなければ風が流れない。閉め切ると暑くて…」。節電や電気料金を意識して完備されているエアコンを普段は使えないでいるという。 宮古市田老のグリーンピア三陸みやこにある仮設住宅群では体調管理に不安を訴える声も。79歳の女性は「屋根と地面から
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