AMDのZen 2アーキテクチャの新製品が発売されて沸き立っているが悲しいお知らせがある。最近のGNU/Linuxディストロはブートしない。例えばUbuntu 19.04はブートしない。 理由は、ハードウェア乱数を返す命令、RDRANDに不具合があり、常に-1を返すのだという。このため、rdrandを直接使っているsystemdが失敗し、結果としてブートできなくなる。 AMDによればこの問題はBIOSアップデートで修正可能であるという。しかしこれはとても怪しい陰謀論を考えたくなる。なぜRDRANDが常に-1を返すような不具合が未然に発覚せずに製品リリースまでこぎつけてしまったのか。なぜファームウェアのアップデートで修正可能なのか。まさかバックドアなのではないか。 陰謀論はともかくとして、もう一つの問題は、なぜsystemdはRDRANDを直接使っているのかということだ。Linuxカーネルの
Linux向けのサービス・システム管理ソフトウェアSystemdは、いくつかのAMD製プロセッサを搭載するマシン上で適切に動作しないという。その結果、いくつかのLinuxディストリビューションでブートに失敗するなどの不具合が報告されている(Ubuntu systemd packageでのバグ報告、Phoronix、本の虫)。 2018年12月にリリースされたSystemd 240では、x86-64アーキテクチャにおいてカーネルが提供する乱数源である/dev/urandomではなくRDRAND命令を使って乱数を生成するよう変更が行われた。この変更については、システムの起動直後には/dev/urandom経由では十分なランダム性が得られないためと説明されている。 しかし、特定のAMD CPUではRDRAND命令に不具合があり、その影響でRDRAND命令を使用するよう変更されたSystemd v
AMD Threadripper 2990WX Linux Benchmarks: The 32-Core / 64-Thread Beast Written by Michael Larabel in Processors on 13 August 2018 at 09:00 AM EDT. Page 1 of 11. 89 Comments. Whether you are compiling a lot of code, rendering models with Blender, or running various scientific workloads with OpenMP or MPI, the AMD Threadripper 2990WX is capable of delivering immersive Linux performance with its 32-
GMPを使った円周率計算は、なぜAMDの方がIntelより速いのか? 命令の重要度が意図的かつ、K8とP6Fの比較がおおさっぱであるとのご指摘があ りました。またadc命令のファクタを見落としているとのご指摘もありました。 それを加味した文章に変更しました。 最近、GMPを使った円周率計算プログラムのベンチマークデータを送ってくれる 人も増え、それにつれてあちこちで参照されるようになった。しかし、見てい るとかなりの人が、雑誌などのベンチマークのIntel優勢の傾向と違いAMDの方 が速いという結果に首をひねっている。 理由は簡単である。GMPは数多くのCPUアーキテクチャーで動作するよう汎用的 な命令を前提にプログラムが作られていることと、数百万桁の円周率計算をす るプログラムの性質上、メモリとプロセッサ間でのデータ転送が大量に発生す ることが、AMDプロセッサに大きく有利に働いているか
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