パフォーマンススキーマとは パフォーマンススキーマはMySQL 5.5から実装された性能統計情報に関するメタデータを格納するスキーマです。MySQL 5.5ではメタデータ取得のオーバーヘッドが大きく、本番運用時に利用することは推奨していませんでしたが、MySQL 5.6ではオーバーヘッドが大幅に改善されデフォルトで有効となっています。 パフォーマンススキーマは性能統計情報を記録するストレージエンジンの一種として実装されており、performance_schemaスキーマのテーブルに格納された処理のレイテンシ(ピコ秒単位)やデータのバイト数、ソースでの位置、オブジェクトのデータなどに対してSQLでアクセス可能です。MySQLサーバのソースコード中にある“instrumentation point”(または“instrument”と表現される)にて「イベント」毎の処理時間や処理データ量