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映画はあくまで「アニメの続き」 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』のヒットがすごいとおもうのは、これが完結した作品ではないという点である。 テレビアニメの続編である。しかも完結編ではない。 アニメシリーズが放送されたのは2019年の4月からで、東京では「TOKYO MXテレビ」で放送された。 アニメ『鬼滅の刃』の放送は土曜の23時30分からだった。 土曜23時30分というのはそこそこ人気の枠ではあるが、あくまでMXだし、遅い時間である。全国民に見てもらおうと企画されたものではない。 2019年4月から9月まで26話放送された。 映画は、その続きである。 アニメ26話の最後で“無限列車”が走り出して、炭治郎たち三人は飛び乗る。列車が突き進んでいくシーンで26話が終わる(煉獄さんと鬼の魘夢(えんむ)が少しだけ映る)。 そして映画も、無限列車が走り出して炭治郎たちが飛び乗るシーンから始められる。ふ
世界中の「み」と「き」が入れ替わった。 動物園のキリンはみりんになり、月は罪になって警察にしょっぴかれた。雪ではなく弓が降ってきて、神棚には柿が飾られている(地方によっては牡蠣のところもあるらしい)。 幸いなことに「ぎ」は「み」に入れ替わっていないようだ。鍵は紙にならないし、道は狭まってギチギチになったりしない。 私は埼玉に住んでいるのでよくわからないが、奄美大島は今どうなっているのだろう。甘き大島とかになっているのだろうか。予備校の大島先生は別に甘くなかった。 東京は豆苗になっているらしい。安いし食べても2回くらいは再生する。さすが都会だ。 従姉妹のミズキはキズミになっていた。彼女は今逆立ちで生活している。傷身のキズミにkiss meと言ったら文法的におかしいと指摘された。 この異常事態をどうにかせんとして、我こそはと上京した定命の者たちは状況をまだ完全に把握しているとは言えない。これは
「○○さん達より、オタ趣味エンジョイしてる私達の方が人生充実してるからw」 先日、こんなことを言われて愕然としてしまった。 悪口になってしまうが、その人は派遣で収入も低くて貯金もなく、恋人もいないし、職場でも他人とコミュニケーションを取る気がなくて孤立しているような人だ。 そんな人の愚痴は続いた。やれ上司は今時飲みに誘ってくるだの、やれ親が結婚しろとうるさいだの。 オタク趣味があるというだけで、まるでオタク趣味を理解しない全ての人が無知な野蛮人であるかのような言い種だった。 その人の本当の世界は、どうやら架空の世界やSNSのコミュニティにあるようだった。 仕事や現実世界の出来事を、趣味の世界に没頭するための金を稼ぐ手段として、利用しているに過ぎないとしていた。「割りきって付き合っている」と得意気にその人は語った。 その人を見て、私は悲しくなってしまった。 私だってアニメやゲームは好きだし、
生後1か月の赤ちゃんがいるママなんだが、ここの所夫へのイライラ感が半端ない。 いわゆる産後クライシスとかいう現象だと思う。 産後クライシス自体はは妊娠中の時から知っていたが、夫大好きだし自分にはあまり関係ないと思っていた。 育児によるストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れによるものとは聞いていたけど、 もはやそれはやつ当たりの免罪符にしてるくらいの認識でいた。 実際今となってはこの内側からあふれ出るイライラ感は ダークサイドに堕ちたかそうでなければ産後のホルモンバランス乱れによるものとしか説明しようがないと思っている。 以前は私も「慈愛に満ちた優しい妻」の分類だったはずだが、同一人物とは思えないくらい無性にイライラするのだ。 とにかくイライラする。 夫が悪いというわけではない。 夫は以前からずっと変わってないのだ。 変わってないからこそイライラするのかもしれない。 こちらは妊娠の時から
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