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  • なぜZガンダムのティターンズは負けたのか?

    1 組織が一枚岩ではなかった 一番大きな理由。 総司令官のジャミトフは建前(ジオン残党狩り)と音(人口の削減)が違いすぎて 彼の思想信条は極めて理解されていなかった。 そんなジャミトフの真意を知らずに、組織No2のバスクは毒ガスやコロニー落としを敢行。 バスクの独断に対しジャミトフは、シロッコを重用する事で、バスクの抑えにかかる。 シロッコはジャミトフの真意を知っていたようだが、野心高きシロッコは 「女性による統治」のための傍観者であるように振舞う。 組織の中心人物達の目的・理念が全く共有されていない点で、 組織だった行動が取れずに、内部崩壊するのは必然だった。 中心人物達以外も、エマのようにエゥーゴに投降する者もいれば ヤザンに騙し討ちされたジャマイカンのようなものもいる。 上もバラバラであれば、下もバラバラ傾向にあった。 2 地球上の拠点・キリマンジャロ・ニューギニアの喪失 両拠点を

    なぜZガンダムのティターンズは負けたのか?
    norinorisan42
    norinorisan42 2016/08/26
    別に大局を支配する事柄でもなんでもないのだけど6を見て「ああ…」と思ってしまう
  • 新しい世界に出会う冒険の感動ードラゴンクエストⅡ・Ⅲ、ファイナルファンタジーⅢ

    昨日以下のようなツイートをした。 ドラクエⅢのギアガの大穴に飛び込んだ先がアレフガルドだった展開には痺れるものがある。FFⅢでエンタープライズを入手して、浮遊大陸から飛びだった先の世界が全て海に沈んでいたのにも痺れた。 — おはぎ (@ohagi2334) 2015, 10月 14 参考画像:ドラゴンクエストⅢ 参考画像:ファイナルファンタジーⅢ ドラクエⅢのギアガの大穴に落ちた後に広がる世界が、アレフガルドだったこと。 ファイナルファンタジーⅢの浮遊大陸を出た後の世界が、水没していたこと。 この二つは私のゲーム体験の中でも忘れられない瞬間であり、 ゲームから世界の広さと(疑似体験ながら)冒険の面白さを教えてくれた。 ドラクエⅢは、Ⅰ・Ⅱとプレイしてきて、アレフガルドという土地と名前を 覚えているからこそ訪れた世界がアレフガルドというところに驚く。 Ⅲはプレイしていると、Ⅲの舞台はアレフガ

    新しい世界に出会う冒険の感動ードラゴンクエストⅡ・Ⅲ、ファイナルファンタジーⅢ
    norinorisan42
    norinorisan42 2015/10/16
    “ちなみに私が始めてゲームで感動を覚えたシーンは、ドラゴンクエストⅡのロンダルキアへの洞窟を登った先のロンダルキアの台地が白い平原の世界だった”プレイした人間からすると今はトラウマな景色ではあります
  • 「Gレコ」のユニバーサルスタンダードとは全体主義の現れである。

    はじめに 「Gレコ」が始まる前、富野由悠季監督は 政治学者ハンナ・アーレントの著述や彼女の「全体主義」についての思想を アニメに盛り込んで新作を作りたい発言をしていた。 35周年に向けて、次はハンナ・アーレントの言葉を背負った上で『新ガンダム』を作る気にもなってます。 出典:ニュータイプ2009年5月号「ファーストの見た30年間」 この「Gレコ」における「全体主義」はどこに描かれているのか。 まず富野監督がハンナ・アーレントを引き合いに出して発言していた 「独自に判断できる人は少ない」という点にあると思っていた。 状況に流されるベルリ。教えられた事を信じていたアイーダ。 そんなキャラクター達の姿にハンナ・アーレントの人間観を踏まえて 独自に考えることができないキャラクター達を 富野監督は描くのを狙っていたと私は考えていた。 ユニバーサルスタンダード=全体主義 -異なる考えのキャラクター、同

    「Gレコ」のユニバーサルスタンダードとは全体主義の現れである。
  • 「Gのレコンギスタ」は考える事そのものを考えるアニメである。

    「Gのレコンギスタ」19話を視聴。 今回注目したいのは「考える」ということ。 クレッセントシップ内でベルリ達がエネルギー問題について話すシーンの一幕。 アイーダが強くアメリア側の主張を通そうとするが、 周りのみんなに「教わったこと」「感じていない」と指摘される。 以下、各キャラのセリフと照らし合わせて再現してみる。 アイーダが考えていたのは「刷り込み」でしかないこと ムベッキ「人類は大量消費と戦争で地球を住めないようにしたのです。 そんな人類にはアグテックのタブーは必要でした。 その代わり財団はフォトンバッテリーは無条件で提供してきました。」 アイーダ「エネルギーの配給権をキャピタルタワーに独占させたために他の大陸の人々は…」 ノレド「アメリア人だけの感覚だけで喋るな」 アイーダ「人の自由を侵害されています」 ベルリ「人は自然界のリズムに従うものでしょ」 アイーダ「でも、アメリアでは」 ム

    「Gのレコンギスタ」は考える事そのものを考えるアニメである。
    norinorisan42
    norinorisan42 2015/02/09
    「アイーダさんの実感」が適切な理解できるかどうかは「ベルがラライヤを好き」というアイーダの認識(多分ベル自身もそうは思ってない)が本当になるかどうかにかかっている…と適当にいってみる
  • 「Gのレコンギスタ」はカッコイイロボットアニメである事を訴えたい。

    「Gのレコンギスタ」18話を視聴。 この作品はモビルスーツのアクションと展開がカッコイイ。 今回はGレコのロボットアニメとしてのカッコよさについて語りたい。 クレッセントシップに痺れる 今回特に痺れたのは、クレッセントシップにメガファウナが逃げ込むシーン。 キャピタルのマスク、アメリアの天才クリム、そしてトワサンガの攻勢から回避し、 引いてはビーナス・グロゥブとヘルメス財団に会いにいくのが目的。 ここでクレッセントシップを傷つけると政治問題になるということで、 どの勢力も傷つけないように最初は配慮するのだが、 戦闘が激化すると、一番敏感なはずのトワサンガですらビームは使ってしまう。 そんな中、メガファウナがギリギリの所で、クレッセントシップに入り込む展開。 傷つけないように飛行するステアを含めたメガファウナのクルー達。 船体が当たらないよう、モビルスーツで抑える、アイーダとラライア。 そし

    「Gのレコンギスタ」はカッコイイロボットアニメである事を訴えたい。
  • 「Gのレコンギスタ」16話とベルリの感情

    「Gのレコンギスタ」16話は、ベルリとアイーダが トワサンガのレイハントン家の忘れ形見だという事がわかる話。 しかしそれ以上に重要なのは、 張りぼての人工的な自然しかないコロニーが生まれ故郷という事、 それ以上に想い人が実の姉であるという事に対して、苛立つベルリの姿だ。 「何がレイハントン家だ」 ベルリは半ばヤケを起こしてドレッド家側のMSと衝突する。 流石に相手を殺すような戦い方はしなかったものの、 他の誰もがいうように、戦う必要がない状況ではあった。 確かにベルリの気持ちもわかる。 豊かな自然の地球で育ったのだから、実はコロニーが生まれ故郷だというのは、 すぐには受け入れがたい事実なのかもしれない。 そんなベルリの、コロニーの人工的な自然やその構造に嫌悪感を表明する点が、 今までのガンダムの主人公像とは違っていたのが面白かった。 ただこうしたコロニーへの違和感や嫌悪が、やがて敵視へと繋

    「Gのレコンギスタ」16話とベルリの感情
    norinorisan42
    norinorisan42 2015/01/22
    すべての事がどこか他人事と認識して、俯瞰的といえばよいが、単なる上から目線でいられたベルリがいきなり当事者として関わっていることを知った混乱と苛立ちが見えて面白い
  • 「Gのレコンギスタ 3話」の排泄描写の意味-日常と非日常の接続

    ガンダム Gのレコンギスタ」3話を視聴。 クリム・ニックが襲撃した混乱に乗じ、Gセルフに乗ったアイーダに連れられて、 海賊の元へ行くことになったベルリとノレド。 世界の中心たるキャピタルの外に出たことで、 ベルリが今後世界の真実を知ることになる予兆を感じさせた展開。 3話は海賊部隊の才気あふれる若きパイロットである クリム・ニックの3枚目的な立ち振る舞いが面白かった。 また幾度となく描写される動物の描写は、 りギルドセンチュリーは自然が回復している世界という予感と 動物達のコミカルな仕草は、手塚治虫・虫プロ的な系譜を感じさせた。 日常と非日常をつなげるモビルスーツ内での排泄描写 さてGレコ3話では、クリム・ニックにも関わる見逃せない描写がある。 それはモビルスーツ内で起こる排泄描写である。 モビルスーツの操縦席が、そのままトイレにもなっている。 初めてガンダムのモビルスーツの操縦席にトイ

    「Gのレコンギスタ 3話」の排泄描写の意味-日常と非日常の接続
    norinorisan42
    norinorisan42 2014/10/11
    先行放送版を見たときに、水を飲んだりトイレに行ったりとMSのコクピットがくつろぎの場というか、一種のプライベートな空間になっているなというのは気になりました。身体感覚について富野監督は大事にしてると思う
  • 田中敦子さんと渡辺久美子さんの戦場-ドキドキプリキュアと機動戦士Vガンダム

    「ドキドキプリキュア」の19話を視聴。 レジーナ(渡辺久美子さん)とマーモ(田中敦子さん)のいがみ合いを見て、 「機動戦士Vガンダム」を思い出してしまった。 Vガンダムのシュラク隊の一員であるユカ・マイラス(田中敦子さん)は、 41話「父の作った戦場」にて、カテジナ・ルース(渡辺久美子さん)によって殺される。 今年で「機動戦士Vガンダム」が放映されてちょうど20周年。 Vガンの20年後に「ドキドキプリキュア」で、 渡辺久美子さんと田中敦子さんが演じるキャラがいがみ合う姿を見て、 二人の戦いはまだ続いているようだ、と感じた。 ちなみに他に田中敦子さんと渡辺久美子さんの共演といえば ブレンパワードのクィンシィ・イッサーとシラー・グラスも印象深い。 ただマーモとレジーナの関係性を見ると、 レジーナの方が身分が上なので、今回も渡辺さんに分があるか…

    田中敦子さんと渡辺久美子さんの戦場-ドキドキプリキュアと機動戦士Vガンダム
    norinorisan42
    norinorisan42 2013/06/11
    ポップ「なんだか嫌な捉え方でござるな」 あと(北条)マリアさん依存症のクロノクル響パパと調べの館戦艦で特攻するオリファー音吉さんを連想したり
  • 石森達幸さんの訃報を受けて-ドバ・アジバと富野由悠季と二人の娘

    声優の石森達幸さんがお亡くなりになられた。享年81歳。 ミスター味っ子のブラボーおじさん。 喰霊-零-の諫山幽。 機動戦士Zガンダムのフランクリン・ビダン。 他にも様々な役が振り返られるだろう。 そんな私にとって一番思い入れ深い石森さんの役は、 伝説巨神イデオンのドバ・アジバ総司令だろう。 後継の男子が生まれず、その悔しみを抱え生きてきたドバ総司令。 長女のハルルは、男として生まれれば英傑になっていた事に対する悔しみ。 次女のカララは異星人の男に取られ、さらに子を産む事を知った事への悔しみ。 父親としてのエゴとこのエゴによってバッフグランの業をも背負ったドバ総司令。 そんなドバ総司令は石森さんの演技によって成り立ってきたキャラクターだ。 そしてイデオン劇場版-発動篇におけるドバ総司令とハルルのやり取りが特に印象的だ。 妹カララを殺してきたハルルが、父ドバに女としての弱さを一瞬さらけ出した瞬

    石森達幸さんの訃報を受けて-ドバ・アジバと富野由悠季と二人の娘
    norinorisan42
    norinorisan42 2013/06/11
    アジバ3の主人公…もといドバ総司令は実際、劇中でた話数は終盤数話分(発動編を4話分と捉える)のみであるのに、イデオンの物語を代表するかのような存在感をもってますな
  • 富野由悠季監督と安彦良和さん、湖川友謙さんの関係性について

    はじめに 「機動戦士ガンダム」の中心アニメーターにして、 今は漫画家として活躍されている安彦良和さんの 「機動戦士ガンダム」の原画集が庵野秀明監督編集の元、 5/31に発売されているようだ。 日の代表的なアニメ作品の一つである「機動戦士ガンダム」。 安彦さんが描くキャラクター、メカニックに惹かれて 「機動戦士ガンダム」を支持しているファンも多いと思われるし、 安彦さん抜きに「機動戦士ガンダム」は語れない。 さて今回は安彦さんと「機動戦士ガンダム」の総監督である 富野由悠季監督の関係について私見を述べてみたい。 さらに富野監督と湖川友謙さんの関係を比較することで、 富野監督と安彦さん、富野監督と湖川さんの それぞれの関係性を見ながら考えてみたい。 梶原原作におけるちばてつやさんと川崎のぼるさんの関係と比較して考える 私が富野監督と安彦さん、そして湖川さんの関係を考える時に 梶原一騎原作にお

    富野由悠季監督と安彦良和さん、湖川友謙さんの関係性について
    norinorisan42
    norinorisan42 2013/05/31
    富野監督の仕事に関して言えば、彼とは異質の才能を持った人と組んだ時の方がせめぎ合いの中で面白い仕事をするな、という印象はあります。異質でなくても相手と2トップといえるくらいの格があれば
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