米Appleのスティーブ・ジョブズCEOは1月14日、同社従業員にあてて送った電子メールの内容を公開し、その中で6月末まで治療に専念することを明らかにした。 ジョブズ氏は1月5日、Macworld Expoの基調講演への不参加とホルモン異常による体重減少を治療することを発表した。しかし、今回の書簡で、自分の健康問題に関する関心が自分や家族、そしてApple社員にも混乱をもたらしていることを懸念。また、この1週間の間に当初自分が想定していたよりも自身の健康問題が複雑なものであったことが判明したと述べている。 同氏は治療に専念するため、また、Appleの全員が素晴らしい製品を出していくことができるように、6月末まで病気休暇を取ることを決めたという。 日常的な経営判断はティム・クックCOO(最高業務責任者)が代行するが、戦略的に重要な案件に関しては休暇中でもCEOとしてかかわるとジョブズ氏は説明