バートン・マルキール教授の講演
ウォール街のランダム・ウォーカーの著者バートン・マルキール教授の講演に行ってきました。 以下、メモです。 ■昨今の金融危機の分析 銀行システムが変わった。 今まではローンを組成し、保持していた。（B/Sに保持） それが組成し、バラまくようになった。（B/Sに保持するのは数日） バラまく先は投資銀行など。 ヘッジファンドが複雑な商品（仕組み商品）を作った。 仕組み商品とは、ローンを細かく分割して良い格付けをもらい、さらにCDSやレバレッジ（約30倍）などの金融工学をフルに活用した複雑な商品のこと。 これによってリスクの考え方が変わった。 今までは、銀行がローンを保持するので審査を厳しくしていたが、保持しなくなったので審査が非常にゆるくなった。（住宅を担保に簡単に借入が出来るので、住宅はATMだというジョークがあったそうです。） そして住宅バブル。バブル崩壊。 商品が複雑なので誰も理解できない
1冊でわかる数学
本書「1冊でわかる数学」では、数学者の思考プロセスが学べます。 数学界で最高の栄誉フィールズ賞を受賞した著者が本書で抽象化思考について解説しています。 抽象とは、 現実世界の問題から本質的な特徴だけを抜き出し、それを数学的な問題に転換するプロセスである。 本書より引用 つまり 対象から本質的な特徴のみを抜き出して、その他は全て捨てる。「単純化」「モデル化」 そのモデルに具体的な数字などを当てはめて個別解を導く。「アナロジー」 抽象化思考が良いのは、ある対象の本質さえ見抜けば類似の事象について限りなく応用が利くところです。 数学の公式などにはまったく関心はありませんが、数学者のこのような思考プロセスには強い関心があります。 理論物理の相対性理論や量子力学 システム思考アプローチのオブジェクト指向やデータ中心指向(正規化理論) 企業価値評価（バリュエーション）のモデリング など、これらは全て抽
重要な財務情報が一目瞭然！
これは凄い！ Sharesの検索エンジンを使えば日米の財務情報が一目瞭然です。 このように綺麗な図が表示されます。 株式会社ＳＨＯＥＩのB/S（貸借対照表） 株式会社ザッパラスのP/L(損益計算書) 株式会社ポイントのキャッシュフロー計算書 このように財務諸表が綺麗に描画されるのが良いですね。 アナリストによる分析付きです。 株式会社ＳＨＯＥＩの分析 投資をする為には、学ぶことが大切。 モデリング→予測→検証を繰り返して精度を高くするしかありません。 参考：投資の成功とは ただそれは簡単ではないし、時間もかかります。 したがって始めの一歩として、このようなツールを利用するのも良いのではないかと思います。
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