◇20チーム、生徒たちが思い訴え 金城学院高校(名古屋市東区)で12日、生徒たちが「いじめ問題」や「死刑制度」などについて研究した結果を他の生徒たちの前で発表した。1、2年のクラス予選を通過した代表20チームが自分たちの思いを訴えた。 総合的な学習の一環。2~8人が1組となり、1年生は岩波ブックレットのテキストを用いて著者の主張への批評をまとめた。2年生は「メタボリックシンドローム」「裁判員制度」「医師不足」などのテーマを決めて、それぞれの主張を述べた。発表する持ち時間は1年生が4分30秒、2年生は8分。 2年生はパワーポイントを用いて発表した。子どもの自殺について研究した生徒たちは「年齢が低いほど衝動性が高くなる。死を現実的なものとしてとらえていない。写真や遺書、自殺方法などを公開しているメディアの影響は強い」と訴えた。 また「日本に死刑制度は必要か」では、多くの国々が死刑を廃止しており