国立競技場で行われた東京五輪の閉会式で打ち上げられた花火(2021年8月8日撮影)。(c)Charly TRIBALLEAU / AFP 【8月10日 AFP】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の最中に行われた東京五輪について、英国の五輪関係者が、開催を疑問視する声が間違いだと証明できたと話した。一方で別の関係者は、実施できたのは「奇跡」だと表現した。 今回の東京五輪は、史上初めて1年延期の判断が下され、さらにほとんどの会場で無観客となったが、それでも出場選手は見事なプレーを披露し、会場の雰囲気が足りない影響はあまりないように見えた。実際に競技が始まると、五輪に懐疑的だった国民も直接目にすることはできないながら、徐々に大会を歓迎するようになった。 英国オリンピック委員会(BOA)のヒュー・ロバートソン(Hugh Robertson)会長は、「懐疑派は間違いだったことが証明さ