宮内庁は15日、天皇陛下がせきと発熱を伴う風邪の症状があり、同日午後に予定されていた春の勲章受章者との面会と、勤労奉仕団との面会を取りやめたと発表した。 17~19日に栃木県日光市を私的旅行する予定だったが、取りやめる。同庁によると、戦後70年の2015年9月と昨春にも検討されたが、茨城・栃木両県の豪雨災害、熊本地震でいずれも中止になっており、両陛下は今回の訪問を早くから心待ちにしていたという。 インフルエンザの検査を受けたが、陽性の反応は出ていないという。 15日の勲章受章者との面会は皇太子さまが代行し、勤労方針団との面会は皇后さまがお一人で務めた。