こちらのページは以前、日経BP社 FoodScienceに掲載されていた記事になります。 当サイトから新規に投稿された記事については、こちらよりご覧ください。 「米国流『消費者団体への徹底批判』術」(6月22日付)と「GMこぼれおち、ずさんな調査で説得力もなし」(29日付)に、さまざまな反響をいただいた。実は、二つのコラムにも関連する内容の本をこの7月に出版した。本の内容も紹介しつつ、食に関する科学情報の読み解き方をもう少し考えたい。 コラムには、「なんて感情的なコラムなの」などというご批判をいただいた。一方で、生協による遺伝子組み換えナタネの監視活動について、こんな考察を書き送ってくださった別の生協の方もいた。 今回の市民参加型の調査ですが、運動にかかわってきた経験から申し上げるなら、これは、調査ではなくて結果は想定(決められている)されている運動プログラムだと思います。むしろ結果よりも