はじめに 第1期電王戦二番勝負第2局はponanzaが勝利し、ponanzaの2連勝で終了した。 本局の全体を振り返ってみる。 5手目の▲6八銀がまず意表を突かれた。感想戦では「変則的な相掛かりにしたかった。」と山﨑叡王は述べられていた。 以下 △3二金 ▲7七銀 △3四歩 ▲4八銀 △4一玉 ▲5六歩(下図) と進んだ。 この▲5六歩が作戦負けの要因になった可能性があるという。 代えて▲2六歩から飛車先の歩を伸ばしていく手順で一局。 進んで下図。 山﨑叡王はこの△6五歩で作戦負けになってしまったと感じたようだ。この局面の類似局面は将棋ウォーズでも指されており、 将棋ウォーズ棋譜(2015tanadai三段対2016Pona九段) 確かに後手の居角が効いてきている。 そして進んで下図 ここで△5四歩というのがソフトらしい一手。藤井九段いわく、図々しい一手。 ここで山﨑叡王は▲5四同歩を考え
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