「青龍、朱雀、白虎、玄武を何で知ったか」 という質問の答えで年代がバレる
ビルや橋梁などの鉄骨を結び付ける「高力ボルト」(ハイテンションボルト)の不足が鮮明だ。建築工事の遅れだけでなく、ボルトが調達できず建設計画が中止になるケースも出始めた。安定供給に向け、政府は業界に異例の要請を出した。建築工事の遅れが長期化すると他の建築用鋼材の荷動きを抑え、鋼材需要を冷やす可能性もある。 2018年暮れ。都内の中小企業の経営者は計画していた倉庫兼事務所の工事を見送ることを決めた。建設会社と詰めていたが、ボルト不足で着工時期が見通せないとわかり断念した。 「ボルトの入荷は6カ月待ち。中小物件は一部で苦しくなっている」。鉄鋼商社の鋼材担当者は説明する。18年秋以降、ボルト不足を理由に複数の建設案件が延期や中止になった。 鉄骨として使われるはずだった形鋼の出荷も止めざるを得なかった。営業担当者は「延期ならまだ仕方ない。中止となれば販売の機会を失う」と嘆く。 高力ボルトの不足は昨年
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く