先日、NHKの『ガッテン!』という番組を見ていたら、虫垂炎(いわゆる「盲腸」)の手術をした人は大腸がんになりやすい、という研究が紹介されていました。 番組サイトから放送内容の一部を紹介します。 *************************** 2015年に発表された研究で、「盲腸」で手術をした人7万人以上と、手術をしていない人およそ30万人を14年間近く調べたところ、手術をした人はその後1年半~3年半の間、2.1倍ほど大腸がんになりやすいという結果が示されました【※】。 【※】リスクが上がったのは、手術後3年半までです。その後は、手術をした人としない人で大腸がんのリスクは変わらなくなりました。 【参考文献】 Association between Appendectomy and Subsequent Colorectal Cancer Development:An Asian Po