教養大への留学予定者、半数辞退 原発事故が影響 東日本大震災の影響で、4月から国際教養大学(秋田市)に留学予定だった海外の学生84人のうち、40人が留学を辞退し、15人が秋入学への延期を決めたことが16日分かった。 同大によると、留学辞退や延期を決めた学生の国別は米国が最も多く、次いでフランス、韓国などとなっている。前年度から留学している留学生の中には、期間を切り上げて帰国を検討する学生もいる。 同大には福島第1原発の事故発生後、海外の提携校から安全性を確認する問い合わせが相次いだ。同大事務局が、提携119校に放射線量の情報や大学周辺の復旧状況を知らせている。