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ブックマーク / courrier.jp (12)

  • 「時計の誕生」によって人類は“24時間”に支配され、「資本主義の奴隷」になった | 時間と同化するほど“人間らしさ”が失われていく…

    人間は「時間に縛られた動物」 「グリニッジ標準時(GMT)」がこの世界に誕生したとき、各地で時計破壊運動が起きた。 それは、時計が一方的に押しつけてきた「時間」に対する怒りの表れだったが、現代社会に生きる私たちにしてみれば、こうした抵抗運動はなんとも奇異に思える。私たちの意識には、時計が押しつけた時間感覚がこびりついて離れないからだ。 時間(time)は、現代英語で使用頻度が最も高い名詞だ。教会の尖塔や市庁舎に時計の文字盤と針が登場して以来、時計は私たちの身近にある。職場や学校、家庭、私たちの腕、さらにはスマートフォンやノートパソコン、テレビ画面にも時計は組み込まれ、私たちは毎日それを見て何時間も過ごしている。 私たちの日々の生活に規律を与えているのも、時計が指し示す時間だ。労働時間と賃金はこの「時計時間」に従って決められ、自由時間も時計に従って厳格に管理されている。 さらに、人間の体の生

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    nosem
    nosem 2021/07/05
  • ユヴァル・ノア・ハラリが提言「グローバルな問題にはグローバルな解決策を」 | 『サピエンス全史』著者が読むコロナ危機後の世界

    市民に自主性を与える社会と監視社会 ──この危機は非常に重要なふたつの問題を引き起こしました。そして、我々の未来はそれらに集団としてどう対応するかにかかっていると、あなたはおっしゃっています。 ひとつめの問題は、「より大きな自主性を市民に与える社会」か「全体主義的な監視社会」のどちらかをグローバルな規模できわめて迅速に選ばなければならないという問題でした。 あなたによれば、中国とイスラエルがこの全体主義的社会の例ということです。中国では、ウイルスに感染していると思われる市民ひとりひとりを追跡することが可能なモバイルアプリを用いて、市民を監視する政策をおこなっています。

    ユヴァル・ノア・ハラリが提言「グローバルな問題にはグローバルな解決策を」 | 『サピエンス全史』著者が読むコロナ危機後の世界
    nosem
    nosem 2020/04/14
  • 新型ウイルスで「アジア最大級の経済打撃」を受けるのは日本 | 消費増税の失敗、ゴーン逃亡、米イラン対立に続く危機が安倍政権を襲う

    カルロス・ゴーン被告の逃亡劇、米イラン危機、GDPのマイナス成長と、2020年が始まってから安倍政権にとって受難の日々が続いている。さらに、感染拡大が止まらない新型コロナウイルスの流行が、日経済と現政権に「致命傷」を与える可能性が高いと、香港メディアが警鐘を鳴らす。 新型ウイルスで最大の経済打撃を受けるのは日 新型コロナウイルスス(COVID-19)で、経済に悪影響を最も受けやすい国は日だと言えるだろう。 新型コロナウイルスのホットスポットは中国だ。だが、低迷した経済の長期回復期にある日は、副次的な感染拡大地域としてアジアで一番の「被害者」となる可能性がある。 2012年から続く東京の経済成長は、中国に負うところが大きい。自動車や電化製品といった「日製」に対する需要や、中国人観光客の存在があったから日経済は回復に向かった。安倍政権下でおこなわれた渡航ビザの規制緩和や円安中国

    新型ウイルスで「アジア最大級の経済打撃」を受けるのは日本 | 消費増税の失敗、ゴーン逃亡、米イラン対立に続く危機が安倍政権を襲う
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    nosem 2020/02/23
    治療よりも経済重視なんだねえ
  • なぜ日本の大学は世界にこれほど遅れをとっているのか | 「スーパーグローバル」になれない3つの要因

    今年も入試シーズンに入った。ところで日の大学について、最近なにかポジティブな評価を耳にしたことがあるだろうか。 「大学改革」の盛大な滑りっぷりも、世界大学ランキングに如実に反映されているようだ。どうしたら日の大学は「スーパーグローバル」になれるのか。香港メディア「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が5人の専門家に取材した。 低迷する日の大学の国際競争力 2013年、日の安倍晋三首相は、世界の「優秀大学百傑」に日の大学をせめて10校、向こう10年以内で入れるという構想を発表した。その期限まであと4年となったが、目標達成までの道のりは長い。 国内の大学に77億円の資金を投じるという安倍首相の教育改革とは裏腹に、2019年9月に発表された「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」による「世界大学ランキング2020」は、日にとってなんとも都合の悪い内容だった。 世界のトップ

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    nosem
    nosem 2019/12/17
  • #21 サウジだけじゃない、習近平を公然批判して「消えた」中国の若者たち | 中国ニュース拾い読み

    政権批判を展開していたサウジアラビア人記者がトルコで「消された」事件は今も波紋を広げているが、中国では11月、習近平政権批判の自撮り“遺言”動画を投稿した2人の青年がこつ然と姿を消した。中国では今年、SNSを使った若者による政権批判事件が相次いでおり、「専制の終わりの始まりだ」と指摘する声も出ている。 中国人の命はゴミほどの価値しかない 米政府の海外向け公共放送局「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」は11月12日、23歳の中国人青年、張盼成が自撮りした動画メッセージを伝えた。北京大学内の湖畔に佇む張が8分12秒の動画で淡々と語ったのは、以下の内容だ。 「今夜は僕の最後の勤務シフトだ。短い動画を撮りたいと思う。僕は、面識がないものの僕の心に深く根ざしている人たちを応援する。僕はごく普通の中国人で、僕にだって夢が、理想が、自尊心がある。また誰にも奪うことのできない権利を持っている。 全体主義体

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    nosem 2018/11/26
  • 専門家が証明! ベーコンは静かに身体を蝕む“殺人鬼”だった | あなたはそれでも、食べ続けますか?

    「身体に悪い」と思いながらも、カリカリでジューシーなベーコンの美味しさを断ち切るのは難しい、という人は多いだろう。加工肉をべ続けることは、当に「命の危険」に関わるのか? 英紙記者による長編ルポを前後編でお届けする。 ある小さなカフェの常連だった時期がある。その店のベーコンサンドイッチが、よそとは一線を画す絶妙な美味しさだったのだ。パンとベーコンとソースだけの無駄のない一品を頬張るのは、面倒なことを一切合切忘れて、快楽に浸れる瞬間だった。 ところがある日、突然、このベーコンサンドをべることが、さほど楽しいものでなくなってしまった。というのも2015年10月、「ベーコンはがんの原因になることが実証された」という報道が駆け巡ったのだ。 米誌「ワイアード」の記者は「インターネットを何よりも炎上させるのは『ベーコン』と『がん』という2単語の組み合わせなのかもしれない」と書いた。BBCはウェブサ

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    nosem
    nosem 2018/06/12
    ベーコン業界からの献金が足りなかったのね
  • 米国のカフェで、“ドヤ顔PCユーザー”の駆逐作戦が始まった!|専用エリアへ追い込んで、コンセントを壁紙で覆って…

    近年、カフェで人々がラップトップ(ノートPC)に向かって作業しているのは、当たり前の光景になった。だが多くの小規模店にとって、ずっと居座られてはいい迷惑。 業を煮やした米国のカフェ経営者たちは、ついにPC利用者の「追い出し作戦」に出た──。 ロサンゼルス近郊でカフェ「Go Get Em Tiger」が開店してからわずか3日後、70のテラス席は満員になった。だが経営者のカイル・グレンビルは、この人気ぶりを喜べなかった。 「客の全員がラップトップに向かって、耳にヘッドホンをしていたのです」 彼が思い描いていたのは、リモートワーカーのための「オフィス」ではなく、客がお互いに語り合う中庭のようなカフェだった。 だが、目の前に広がっているのは理想とは真逆の、無言のPC利用者で満たされた光景である。たまりかねたグレンビルは店内のWi-Fiの電源を抜いた。だが光景は変わらない。みんなスマートフォンからイ

    米国のカフェで、“ドヤ顔PCユーザー”の駆逐作戦が始まった!|専用エリアへ追い込んで、コンセントを壁紙で覆って…
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    nosem 2018/04/17
    いいとこで有料か
  • 人類が言語を獲得した「瞬間」にはこんなことが起きていた | 「人類言語のディープ・ヒストリー」

    1 初期人類と言語的人類はまったく別もの 人類がアフリカで生まれたことは、いまや常識である。 だけどアフリカのどこで、いつ、どのように生まれたのかということになると、まだ確かなことはわかっていない。どうしてわかっていないのだろう。 そもそも、人類という言葉(概念)が、広すぎるところに問題がある。ラーメン歴史を知りたいのに、おのおのが自分の好きな麺を論じているのだ。 科学雑誌ですら、「人類の起源」というタイトルで、直立二足歩行する猿人を論ずることもあれば、言葉を獲得した現生人類を論ずることもある。そのために議論が錯綜し、混乱するのだ。人類学者や言語学者も、この問題を放置したまま議論を続けている。 「人類」というひとつの言葉で、「300万年前に直立二足歩行しはじめた初期人類」と、「7万年前に肺の気道の出口である喉頭が道の途中にまで降下して、母音の発声が可能になった言語的人類」とを区別せずに

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    nosem 2017/11/11
  • 『サピエンス全史』著者ユヴァル・ノア・ハラリ「人類の繁栄とは“虚構”の上にあるのです」 | 【独占インタビュー】

    文明が発達するほど、我々は不幸になっていく。なぜならその文明は「虚構」の上にもたらされたからだ──。 こう説きながら人類の歴史をマクロな視点から鮮やかな語り口で展開し、世界的ベストセラーになった『SAPIENS』。世界中の主要メディアから称賛され、ジャレド・ダイアモンドなど歴史家、ダニエル・カーネマンなど経済学者、さらにはビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグらも先を争うように熟読した書が、ついに『サピエンス全史(上・下) 文明の構造と人類の幸福』として翻訳出版された。 クーリエ・ジャポンは刊行を機に来日した著者ユヴァル・ノア・ハラリに単独インタビュー。日語で読める記事としては最大級のボリュームで、若き「知の巨人」が縦横に語る人類の「質」と「未来」についてたっぷりと紹介する。 ヨーロッパ人は「変わった人たち」だった ──『サピエンス全史』には、人類の7万年分の歴史が描かれています。この

    『サピエンス全史』著者ユヴァル・ノア・ハラリ「人類の繁栄とは“虚構”の上にあるのです」 | 【独占インタビュー】
    nosem
    nosem 2016/10/03
    キンドル版もあるよ
  • 英語小説ならば、絶対にこの名作を押さえよう! 英名門紙が選んだ「オールタイム・ベストブック」

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    nosem 2016/05/03
    10冊しか読んでないな...
  • 「美食世界一の街」に行ってきた! « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    クーリエ・ジャポン編集部ブログでは、クーリエ誌でも紹介した海外メディアによる国際情勢やビジネス、社会、教養にまつわる話題などをわかりやすく提供しています。紹介した記事はfacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを介して多くの方が閲覧しています。読者の皆さま、Kaixo!  編集部Kです。 覚えたてのバスク語でご挨拶してみました。現在発売中の最新号で「『夢の学校』へようこそ」と題した小特集を担当したのですが、この特集でご紹介しているのが、スペインのバスク地方にある大学なのです。 スペインとフランスにまたがる地域を総称してバスク地方と呼びますが、この地域に住むバスク人はスペインともフランスとも異なる固有の言語と文化を育んできました。海の幸、山の幸に恵まれ、高い文化を持つことで知られています。 なかでもサン・セバスチャンは、人口一人あたりのミシュランの星の数が世界一という

    「美食世界一の街」に行ってきた! « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)
    nosem
    nosem 2014/04/04
  • 世界でいちばん「お一人さま」が多い国は? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    発売中のクーリエ・ジャポン6月号で、世界の「単身者」に関する記事を担当しました、ビジネス担当のIでございます。 突然ですが、問題です。世界でいちばん一人暮らしの世帯の割合が高い国はどこでしょう? A ス...発売中のクーリエ・ジャポン6月号で、世界の「単身者」に関する記事を担当しました、ビジネス担当のIでございます。 突然ですが、問題です。世界でいちばん一人暮らしの世帯の割合が高い国はどこでしょう? A スウェーデン B 日 C ドイツ D 米国 英「ガーディアン」紙によると、ここ15年で一人暮らしの世帯数が80%も増加しており、世界全体で2億7700万人が一人で生活をしているそうです。 人類の歴史が始まってから、これほどまでに一人暮らしが増えているのは前代未聞のことで、例のない壮大な“社会実験”が始まろうとしています。 一人暮らしが増えたことの理由の一つは、経済発展で社

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    nosem 2012/04/26
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