昨日は大学の職制が、従来の『教授、助教授、常勤講師、助手』から『教授、准教授、常勤講師、助教、助手』に変わる、という話だった。そして呼び方が変わるだけでなく、新しい『助教』は将来の准教授・教授候補としての研究者という扱いであり、新しい『助手』は一般のイメージの実験助手や技官という扱いである。そして若手研究者にとって重要なのは、この「助教」ポストが、従来の「助手」ポストとは大きく異なることが問題なのだ。 国立大学の独立行政法人化は、いわば公務員のリストラ計画の一端である訳で、大学の経費削減や人員削減などが常に叫ばれ、また反対意見も噴出している。ところで大学で人員削減が実施される場合、一番問題なのは何だろうか?そう授業なのだ!大学の授業は一端開講されると、簡単に失くすことは難しい。勿論これは大学を運営する上層部にもよるのだが、大学教員の第一の義務は授業をきちんとこなすことなのだ。また大学教員の