相続手続を甘く見てはいけません 国税庁より、2019年7月~2020年6月における「相続税の調査状況」が公表されました。 税務調査を受けた家庭の85.3%が修正となり、1件当たりの平均追徴課税(申告ミス等により追加で課税される税金)は、なんと641万円でした。 税務署は「不慣れだったため計算を間違えてしまった」という人にも容赦はしません。ミスはミスです。相続に限らず、法律知識は「知っているか・知らないか」で大きな差がつきます。 悲しみに暮れる暇なく、膨大な手続に追われる 大切な人を亡くした後、残された家族には、膨大な量の相続手続が待っています。葬儀であれば、故人が亡くなった4~5日の間に、 ●死亡届の提出 ●葬儀社の選定 ●葬儀の打ち合わせ(場所等) ●親族、会社関係者への連絡 ●通夜 ●葬儀、告別式 ●火葬、納骨 などのことを一気にやらなければなりません。ひと区切りついたと思いきや、今度