文部科学省の幹部が相次いで逮捕された汚職事件で、贈賄側の元役員らは進めていた事業ごとに接近したい中央省庁の官僚リストを作り替えていたことが関係者への取材でわかりました。NHKが取材したところ、元役員らから飲食の接待を受けたり会食に同席したりしていた官僚は文部科学省、厚生労働省、経済産業省の少なくとも10人に上っていて、東京地検特捜部が詳しい経緯を調べているものとみられます。 谷口元役員らはみずからの事業を有利に進めるため、接近したい中央省庁の官僚リストを作成していたことがわかっていますが、元役員らはこうしたリストを進めていた事業ごとに作り替え、関係する省庁の官僚に接近を図っていたことが関係者への取材でわかりました。 NHKが取材したところ、文部科学省では川端前統括官や受託収賄の罪で起訴された前局長の佐野太被告(59)のほか、事務方トップの戸谷一夫事務次官など合わせて6人の幹部が、元役員から
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