JRの普通列車に乗り放題となる「青春18きっぷ」の季節が今年もやってきた。1日あたり2370円という安さもさることながら、乗り降り自由という気軽さも人気の理由だ。 春、夏、冬の年3回、青春18きっぷの季節になると、旅情感たっぷりのポスターがJR各駅に掲示される。自由気ままな旅が青春18きっぷの醍醐味だが、ポスターを見て「青春18きっぷと同じ風景に出会いたい」と考える人も多いだろう。 初期の写真は“アラーキー” このポスター制作を担当するのが電通アートディレクターの込山富秀さんだ。1990年から担当し、今年で26年目となる。6月には「東京写真月間2016特別展」として、都内の会場に26年分のポスターがずらりと展示された。会場となったキヤノンオープンギャラリー(東京・品川区)には13日間の会期中に5557人も来場し、ギャラリー以来の最高記録を達成したという。特別展は、この後1年かけて全国を巡回
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