ことし1月、島根県益田市で、登校中の児童の見守り活動をしていた73歳の男性が飲酒運転の軽トラックにはねられて死亡した事故で、事故が起きた交差点に新たに信号機が設置され、25日から運用が始まりました。 この交差点ではことし1月、横断歩道を渡っていた登校中の児童などの列に飲酒運転の軽トラックが突っ込み、およそ15年間、毎日見守り活動を続けてきた三原董充さん(73)がはねられて死亡しました。 交差点は車の通行量が多い一方、通学の児童なども通ることから、以前から三原さんなどの地元住民が信号機の設置を求めていて、事故のあとも改めて警察に要望書が出されていました。 25日は三原さんと一緒に見守り活動を行ってきた人たちが集まるなか、新たに設置された押しボタン式の信号機が午前7時に点灯され、運用が始まりました。 このあと学校へ向かう小学生たちが、地域の人の付き添いを受けながら信号機を使って安全確認をしたう