わずか39秒の中に巨人・原辰徳監督の屈辱が詰め込まれていた。 「やはり流れがこっちに来ないというかね。最初に渡してしまったというね。(移動日で)明日1日ありますから。猛練習して、明後日に備えますよ。以上!」 京セラドームの一塁側通路。 新型コロナウイルスの感染予防で取材人数が制限されているため、監督を取り巻く記者はわずかに5人しかいなかった。そのことがせめてもの救いだったようにも思えた。 取材に立ち会った記者によると至って穏やかな口調だったが、顔は少し紅潮していたという。 アッという間に鷹打線の奔流に飲み込まれた 前日にエースの菅野智之投手がソフトバンク打線の餌食となり、この日も先発の今村信貴信投手がアッという間に鷹打線の奔流に飲み込まれた。 1回に1死から2番の川島慶三内野手を歩かせると、3番の柳田悠岐外野手にセンターオーバーの二塁打を打たれて先制を許す。 その後、4番のジュリスベル・グ