2016年04月27日 五輪エンブレムに色選択の自由度を与えてはどうだろうか Tweet 紆余曲折を経た東京五輪エンブレムの選定もようやく終結し、野老朝雄氏による組市松紋が新しいエンブレムとして選ばれた。国民からの投票では最下位であった作品が選定される等選定方法が一部批判の対象となっているが、個人的には新しいエンブレムのデザインは優れており、良い選考であったと思う。少なくとも前の佐野氏の作品よりはずっと良い。 新しいエンブレムの組市松紋は日本の伝統色である藍色をあしらい、日本らしさをアピールしているが、一方で「葬式のようだ」という批判が出ている。形状から葬式の花輪に見えるというコメントも散見される。確かに地味な色使いが投票でも不人気であった理由だろう。 そこで大会組織委には是非五輪エンブレムの色の選択に自由度を与えることを検討して欲しいと思う。組市松紋は形状だけでデザインとして成立しており