「酸素缶」高額転売が横行 買い占めも、医療不安背景か―新型コロナ 2021年08月27日13時32分 フリーマーケットアプリ「メルカリ」に、通常より高額で出品された酸素缶(アプリ画面より) 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ドラッグストアなどで売られている「酸素缶」の買い占めや高額転売が横行している。自宅療養中に呼吸困難に陥る不安が背景にあるとみられるが、本来は登山などの際に使うレジャー用品。医師は「一時的に苦しさが取れるかもしれないが、根本的治療にはならない」と話し、効果を過信しないよう呼び掛けている。 ボランティア制服の転売急増 「無観客」決定後、削除求める―東京五輪 「コロナに備えて」「持病などで不安のある時に」―。フリーマーケットアプリ「メルカリ」には、こんな紹介文と共にさまざまなメーカーの酸素缶が数千円から数万円で多数出品されている。50本セットが約8万5000円で売買された