イラク・モスル西部のジャディダ地区で、民間人に死者が出たと報告された空爆の被害状況を調べる人(2017年3月26日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【4月1日 AFP】ベルギー検察は3月31日、イラク北部モスル(Mosul)西部の空爆で多数の民間人が死亡したことへのベルギー軍機の関わりについて調査を開始したと明らかにした。 イラク当局はモスルのジャディダ(Jadida)地区への数日間にわたる空爆で民間人130人以上が死亡したとしており、特に激しかったとされる3月17日の空爆に注目している。 ベルギーのワウテル・デフリント(Wouter De Vriendt)議員は同国の公共放送VRTに対し、ベルギーのF16戦闘機が3月17日に実施した空爆がこの件に関わっていると述べた。 米主導の有志連合はこれまでに、モスル西部で3月17日に空爆を実施した際に民間人の死傷者が報告されたこ