「僕は日本で生まれて育ったので日本のことしか知りません。タイには行ったこともなければ、友だちもいません。タイ語は話せるけど読んだり書いたりできません。どうして退去しなければならないのか納得できないのです」――
「子どもを持つなということか」。東京都杉並区役所前で十八日、赤ちゃんを連れた母親らが、我慢してきたつらい気持ちを涙ながらに吐き出した。妊娠中から保育所探しに歩き回り、育児休暇中も不安にさいなまれた揚げ句、預け先が見つからない。「認可保育所を増やしてほしい。現状のおかしさに気付いて」と訴えた。待機児童の多い都市部共通の、母の願いだ。 (柏崎智子、小形佳奈) 「大きなおなかを抱えた臨月から、保育園を回らなければならなかった。インターネットで区の保育事情を検索し、何日も不安で眠れなかった。貴重な育児休業中、何をしていても保育園の心配がついてまわり、本当に苦しかった。こんな目に遭うなんて知らない妊婦さんは、今も大勢いるんじゃないか」 十カ月の子どもの母親はマイクを握り、「保活」とも呼ばれる保育所探しのつらい経験を振り返った。認可保育所の入所の競争率が異常に高いため、母親らは子どもが産まれる前から認
子に物乞いさせた疑い 父逮捕 10月18日 18時37分 大阪・吹田市で、小学生で11歳の長男を街角に立たせて物乞いをさせたとして、33歳の父親が児童福祉法違反の疑いで逮捕されました。父親は「息子が勝手にやった」と容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、大阪・池田市の建設作業員の33歳の男です。警察の調べによりますと、男は先月12日、小学5年生で11歳の長男を、吹田市にある地下鉄江坂駅近くの街角に立たせ、通りかかった女性に「財布を落としたので金を貸してほしい」などと言わせて、200円を受け取らせたとして、子どもに物乞いをさせることを禁じた児童福祉法に違反した疑いが持たれています。長男は夜中に1時間ほど街角に立ち、その間、父親は近くに止めた車でその様子を見ていたということです。長男は調べに対し、「声をかけたらお金がもらえると父親に言われ、ことし8月末から5、6回やった。合わせて2
印刷 メール 福島の子ども、半数近くが甲状腺被曝 政府調査で判明 関連トピックス 東京電力 原子力発電所 子どもの甲状腺の検査について国の原子力被災者生活支援チームが開いた説明会=17日午後6時41分、福島県いわき市内、西堀岳路撮影 東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐり、政府の原子力災害対策本部は17日、福島県の子ども約1150人を対象にした甲状腺の内部被曝(ひばく)検査で、45%で被曝が確認されていたことを明らかにした。17日、同県いわき市で開かれた説明会で発表した。すぐに医療措置が必要な値ではないと判断されているが、低い線量の被曝は不明な点も多く、長期的に見守る必要がある。 検査は3月24〜30日、いわき市と川俣町、飯舘村で0〜15歳の子どもを対象に実施した。原子力安全委員会が当時、精密検査が必要だと決めた基準は甲状腺被曝線量が毎時0.20マイクロシーベルト以上。1150人のうち、
被災地の子どもたちに絵本を届けようとする取り組みが現在、広島市内のカフェ併設ギャラリー「Puu...」(広島市南区金屋町、TEL 082-261-2200)で行われている。 絵本を集めるカフェギャラリー店内 絵本集めは同店を昨年夏にオープンした店主の高橋涼子さんと友人の大村恵さんが、東日本大震災以降に始めた取り組み。同店を開くまで、予備校で職員として教育の現場に関わってきた高橋さん。被災地の子どもたちに心理的な悪影響も出始めているという情報を聞き、「子どもたちの心の癒やしや支えになれば」と大村さんと絵本の募集を始めた。高橋さんは同店で、大村さんは地元の東広島で、それぞれ呼びかけを行う。 3月16日から27日までに集まった絵本の数は225冊。ブログで募集を告知した次の日、「小学生の子どもを持つ女性が絵本を持ってきてくれた」と高橋さん。子どものためにとっておいた本を送ってくれた女性や知り合いに
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